春の音楽会

2003年3月8日
今日は子供の幼稚園の音楽発表会。
毎日家でも歌って聞かせてくれていた。
今朝お迎えバスがくる前にも少し歌っていてこう言った。
「ここは優しく歌うんだよ。」
「へーそうなんだ。」
「うん。」
先生の教えがそうなんだろう。
元気よくバスに乗って行った。

今日は土曜日ともあってそれはすごい人だった。
ちょっと早めにはきたものの、やはり全園児が出るとなると、そりゃそうだろうな。
園児一人に対して一人が見に来る訳ではないのだから。

年少さんはやはり可愛い。
歌も精一杯の声を張り上げて歌っている。
合奏はカスタや鈴やトライアングルなどといったもの。
練習通りに休みのところは「うん!」なんて言ってるのが聞こえてくる。

年中さんはちょっぴりお兄さん、お姉さんって感じ。
歌も優しく歌うとか、それなりの表現をする。
鍵盤ハーモニカことピアニカ合奏。
誰も間違うことなく、しっかりとひいていた。

年長さんはさすがって感じ。
歌は途中輪唱になったりする。
器楽合奏には打楽器も大太鼓・小太鼓・鉄琴など。
キーボードやらも使い、なかなか大掛りになる。
ほとんどはピアニカだったりもするのだが。
曲に至っては映画の挿入曲だったりする。
それも大人がみるような映画だ。
思わず聞き入ってしまう。

年長さんの演奏が終わってから園長先生はこうおっしゃった。
「ビデオはお撮りになられましたか?せっかくですから次はただ音楽を聞く事だけに専念して下さい。皆さん、お座り下さい。」
ビデオやカメラで子供の姿を残すのもいいと思う。
けれど本来は歌や演奏を聞かせるための会なのだから。
それから園長先生は子供達に向ってこう言った。
「みなさんの素敵な合奏をお父さんお母さんにもう一度聞かせて下さいね。」
しっかり目に焼き付けることのほうが、子供にとってもいいと思ったのでした。

春暖かい今日の日は、また一つ思い出ができました。
今日は晴れていて、気持ちがいいね!
これ、おいしいね!
こんなことして楽しかった!

そんな小さなことが幸せに感じることって
とっても素敵なこと。

忘れてたそんなこと。
あんまり当たり前だから?
なんてことのないことだから?

小さな幸せを集めて、大きな幸せにするんだって言った人がいた。
少しづつ、少しづつ、積み重ねて大きな幸せにするんだって。

気が付かないもの、自然なもの、
幸せってそんなものなのかも知れませんね。

とっても素敵なこと、忘れていました。

おつかれ水曜日

2003年3月5日
今日は1日家の中。
子供の送迎以外、洗濯干す以外は家の中でした。
1日家事を頑張りました。
普段していないことがバレバレ?
洗濯物も2本の竿に干せないほどハンガーに吊るし、
ちょいと部屋の模様替えしようとチェストなどを移動したり、
キッチンをピカピカになるまで磨いたり・・・
気が付くとお迎えの時間でした。
なんだかそんな1日も、充実してるかな?なんて思っていました。
お迎えが済むと、夕食準備して、お風呂に子供達を入れて、
8時にはお布団敷いてゴロンと横になりながらテレビを見たりして。
いい加減疲れているのだから、眠れそうな感じなのですが、
子供が昼間遊びすぎて興奮状態が続いているかの如く、
一向に眠気が襲ってきません。
ただぼーっとしているのもなんなので、先日とあるところからゲットした本を読むことに。
上下巻の下巻ってところがなんとも言えなかったのだけれど、
そんな本を読んだらますます目がさえたりして・・・
結局日付が変わるまで眠れませんでした。
さて、明日は違う部屋の掃除にとりかかりましょうか。
なんかエンジンかからないと出来ないんですよね。
私は子供が生まれてからの友人と呼べる仲間は、ママ友かな?
一番新しいママ友が今日引越ししてしまう。
子供も家が一番近い、なかよしの友人が引っ越すとあって、朝から「一緒に遊びたい!」の連呼だった。
ママ友が挨拶に来てくれた。
使っていた幼稚園の服を持って。
次の子に使ってと言ってくれたので、その好意に甘えていただく事に。
有難い話です。
子供は最後に彼女の家?に遊びに行ったということだった。
最初はうちの子が彼女だったのに。(笑)
帰ってきて、出発する間際まで一緒に遊んだ。
「帰省したら、遊びに来させてもらうわね。」
「どうぞ、待ってるからね。必ず来てね!」

春は出会いと別れの季節。
今度会うときまでさようなら。
再会を楽しみにしています。
今日はメイク講習でお世話になった化粧品レディさんのところへ。
行くのもちょっと面倒なような、行ったら帰れなかったりしての恐怖があるような・・・(そんな怪しげなところじゃないはず?)
子供連れでも全然平気ってことだったので安心して・・・と思ったのですが、お店に入るまでドキドキもの。
初めて入るお店ってそんなところありますよね?
いざ入ってみるとなんだか高級感ある感じのところ。
「いらっしゃいませ。」
知っている顔が見えるとほっとする。

今日はスキンチェックとフェイスマッサージをしにきたのだけれど、なんせ初めてなのでドキドキワクワク。
「ベッドへどうぞ!」
いざ出陣。
自分でするのではなく、してもらうのってこんなに気持ちいいものなのだろうか?
手が荒れてたりするとこういうお仕事ってできないだろうな。
暖かいベッドでゆったりした贅沢なひと時。
こういう時間が持てるようになるのって、いいな。
終わるとしっとりした肌になってた。
「明日の化粧のりはいいはずよ。」
きっとそうに違いない。

メイクをしてもらって、また眉を整えてもらって、
手入れの仕方など、いろいろ教えてもらった。
コーヒーを入れてもらい、エステの話を聞く。
よく聞くエステよりは格段に安いのだけれど、財政難の我が家では贅沢なことかな?
ふと時計をみると2時間が経過していた。
ゆったりした気持ちになれたひと時。
今まで子育てしていて化粧なんて興味もなかった。
というか、よくわかってなかったと思う。
どうやって化粧をするのか。
メイク講習をてからは、化粧品コーナーを覗く事が増えた。
今からでも遅くない?
自分磨きしてみましょうか。
心も体も一緒にね!

師匠

2003年2月25日
私の尊敬すべき師匠がネット復活された。
よかった。
きっと帰ってくると思っていた。

ネットを始めた頃にとあるチャットルームで知り合って、
かれこれ一年半程経っている。
たまたまチャットルームで二人になり、
近々行われるチャットルームでのオフ会の話になり、
初心者だった私を気遣い、師匠は自分の紹介でと言い、
参加すればいいと言ってくれたのだが、
オフ会なんてものには理解のない主人を説得できる訳でもなく、
参加することも出来ず終いだった。

師匠とはそれから何度となくチャットルームで会うようになっていた。
私もネットを始めたばかりだったのと、
チャットにはまりつつあったので、
行ける時は行くようになってた。

ある日私は誰にも相談できないことがあり悩んでいた。
もしかしたら誰かが答えを導き出してくれるのではないか?
そう思った私は、それをチャットで話題にしてみた。
が、それは茶化されて終わってしまった。
(こんなこと話しなきゃよかった。馬鹿な私。)
そんな時だった。
師匠は二人で個別に話の出来る窓から声をかけて来た。

「良かったら僕のHPに遊びにこない?答えが見つかるかも知れないよ。」

私は藁をも掴む気持ちでしたので、教えて頂いた師匠のHPへ行って見た。
そこはなんとも言えない場所だった。
こんな場所を求めていたのかも知れない。そう思った。
師匠はチャット上でしか知らなかったのが、HPの自己紹介でどんな人なのかが見えてきた。
私はどうしても師匠に逢いたいと思った。
逢って直接話を聞いて欲しかった。
それだけ切羽詰まった状態だったのだ。

その話をすると気安く「いいよ。」と。
わざわざ私の住む街の近くまで来てくださると言う。
有難かった。
逢って一気に私は師匠に向って吐き出した。
師匠は黙って聞いて下さった。
その出会いは私を変えた。

師匠は現在、ネットの師匠であり、趣味の師匠でもある。
なかなか時間が出来ずに通えないのだが、いつも暖かく受け入れて下さる。

ネットでいろんな出会いがあるが、いい出会いに恵まれて感謝。

マイケルジャクソン

2003年2月24日
・・・・・つい見てしまいました。
日曜日。
最近8時には起きてテレビを見ている私。
子供に混じって「仮面ライダー555」を見る。
前回の仮面ライダーはなぜかあまり見てなかったのだが、
今回はどんな感じなのかな?と思い見始めたら
・・・結構はまってるしぃ。
仮面ライダーはやっぱベルトで変身でしょ?
でも今回は装着変身するので、ベルトがないとただの人間っていうところが今までとは違うところ。
ちょいと不便のようでもあり、そこがまたよかったりもする。

ま、そんなことからスタートしたのだけれど、お天気もまぁまぁよさげなので、洗濯しましょと洗濯機活動回数5回。
シーツやらカバーやらも洗って干す。
布団もちょいと干してみたり、掃除機もかけ、脱衣所やらトイレやらも
掃除してリビングに戻ると旦那がこう言った。

「何そんなに頑張ってるの?平日にそれくらい頑張ればいいんじゃない?」

・・・・・なんでこの人はこんなこというんだろう?
平日だって同じようなことをしている。
この人は私は平日は何にもしないで遊んでいるとでも思っているの?
それにしてもこの人って、気持ちよく頑張ってる私の気分まで悪くすることないんじゃないの?
家族のためにって毎日頑張っていても、そういうことは評価されていないってこと?

この人に文句を言ったところで訂正してくれる訳でもないし、
ましてや謝るなんてことは絶対にしてはくれないのもよくわかっている。
だから私は何も言わない。

一気に気持ちがダウンしてしまって、でもやるべきことはまだまだある。
ただ黙々と作業をする。
本当は今日は大事な話をしたかったのに、この人に話なんてしたくなくなってしまった。
この人は私が何をしても「当たり前」だと思う人だ。
「お前の仕事だろう」そう思っているのだろう。
家事なんて大した仕事ではないと考えてる人だ。
何かにつけ「他の奥さんだってやってるんだから、やって当然」
そんな感じのことを言う。

こういう時、
「どうしてこんな人と結婚したんだろう?」
って思う。
今更言っても仕方のないことだけど。

仮面

2003年2月21日
お風呂担当大臣にお風呂掃除をしてもらおうと思ったら、
「洗剤がなーい!」
「洗面台の下にストックないかなぁ?」
・・・・・
「探したけどなーい!」
ちゃんと探したの?結局私が行かなきゃならないのかぁ。
ガサガサ・・・ない!
買ってあるものだと思い込んでたのだ。
じゃ、今日はこれでやって!と米ぬか石鹸を手渡す。
お風呂の洗剤探しをしていた時、先日買った泥パック発見。
これも買って忘れてるしぃ。(^^ゞ
今日はこれチャレンジチャレンジ!

お風呂上りに使ってみる。
顔に泥パック塗りながら考えた。
(この顔見て子供泣かないかなぁ?ま、いっか!)
塗り塗り完了。
乾いて洗い流す・・・っと。
その時お風呂から子供が出てきて「タオルちょうだい!」と。
タオルを取って子供に渡した時の子供の顔・・・
なんとも表現しようもないような・・・
あんな顔見たことないって感じの顔。
泣き出すよりもビックリというか、何してるのお母さんはっていう呆れた感じっていうのか・・・
タオルを受け取る時、子供はこう言った。

「怖いじゃん・・・」

そう言って脱衣所から出て行った。
その言葉がおかしくておかしくて、顔の泥パックが乾き始めた頃だったのでピキッと口元にヒビが入った。
その顔でリビングへ行くと、別の子供が
「お母さん、何してるの?」

・・・喋れないって。

重大なミス

2003年2月18日
今日は私の愛車の車検日。
旦那が車に乗って車検して帰るという段取りを組んだのだ。
ということは今日は1日遠出はできないっちゅうことだ。
昨日のうちに買い物も済ませてたし、今日は1日家のことしましょと決めていた。
明日はごみの日だからちょうどいいや。
ごみ袋片手にあれこれ捨てる。
もうすぐ廃品回収もあるので、新聞やチラシや雑誌やダンボールをまとめて、アルミ缶や牛乳パックなんかも回収するので、それもまとめて・・・っと。
そんな1日だった。

さて夜になり、旦那が帰宅する時間になっても子供達は起きていた。
そんな時だった。
子供がこう言い出した。
「今日お母さん、幼稚園に来てくれなかった。」
(ん?)
「今日来てくれなかった。」
もしかして・・・
「ドラえもん、来たの?」
「違う。」
子供の通う幼稚園では、ドラエもんと一緒に遊びましょうなる企画ものに応募して、それに当選したのだ。
ドラえもんが幼稚園にやってくる!
親も見に来てよいということだったので、下の子を連れて是非行こうと思っていた。
で、それではないとなると・・・何?
「体操教室」
「あぁーっ!!」
そうでした。体操教室の参観日でした。今日・・・
「ごめーん!」
私は平謝り。
「いいよぉ!」と言ってくれる子供。
それに引き換え旦那は
「悪いお母さんだねぇ。」
・・・反論できない。

布団に入ってから(でも今日車検で車なかったじゃん)と思ったのだが、行く方法っていろいろあるよね?
反省。
ちゃんと予定書き込もうと思った私でした。
またこんなことないようにしなくっちゃ。

秘密

2003年2月8日
秘密。秘密。秘密。

秘密

2003年1月26日
旦那に秘密を持った。
いつバレるか冷や冷やである。
バレてから言うよりも、バレる前に申告したほうがいいのか?

一日目。
とにかく隠した。
バレないように・・・バレないように・・・

二日目。
旦那出張。
とにかくホッとした一日。
顔を合わせないので本当に気が楽だ。

三日目。
出張から帰宅。
「駅までお迎えに行くから連絡頂戴ね!」
なんていい妻演じて見た。
いつまでも隠し通せるものでもない。
やっぱ今日がいいんじゃないか?
ちょいとバラす作戦にでる。
ちょいと迎えに出る前に家でトラブル発生。
時間が遅くなった。
駅で待つ旦那の姿が見えた。
軽くクラクションを鳴らして旦那の前に。
車に乗り込んだ旦那がちょいと不機嫌。
「おい、お前のおかしくないか?」
この続きは自宅へ帰ってから。

実は私め、携帯を初機種変してみました。
旦那に黙って。
携帯持ったときも黙って事後報告だったのだけど、
それは正当な理由があったので、すぐに認められた。
今回は前々から「機種変してもいいかなー?」とは言っていた。
「安いものならいい。」って返事はもらっていた。
が、真意は定かでなかった。
もう2年も使っている携帯。
当時でもずいぶん型の古いものを購入・・・っていうかロハっていうか・・・
とにかく電話が緊急に必要って時だったから、
なんの知識もなく購入したのだった。

最初はムッツリ顔だったが、ちょいとカメラ付に興味を示した旦那。
旦那の携帯は会社のでカメラなどついていない。
去年機種変したのだが、古い機種だ。
旦那はどうせならカメラ付の携帯に機種変して欲しいと会社に頼んだようだが、それは受理されなかった。
携帯会社も無料で何十台(何百台?)と一気の機種変ってことだったから、
カメラ付なんて無理っしょ。
今度携帯を変えてもらう時にこういうことが出来るってことを報告したいから、
早く使えるようになれと言い出した旦那。
半分?(全部?)私のことは呆れていたのかもしれない。

カメラが付くと義母にも孫の顔が送れるじゃない?
なーんて言って見ました。
ちょうどこの前義母は携帯が壊れて機種変したばかりで、
メール機能も復活していたのを知っていました。
もち私の実家にも送ったり。

いざあっても使う頻度は少ないかもしれないけれど、
新しいものって気分的にもウキウキしません?

・・・でも機種が違うとこれだけ使い勝手が違うものって実感している私。
ブ厚い取り扱い説明書と格闘の毎日です・・・
今週は旦那様の仕事の都合で帰宅する日が一日だけというスタートを切った。
超短期「単身赴任」と「母子家庭」って感じでしょうか?
月曜日に旦那様を送り出してから、ちょいと気が抜けて・・・
っていうか、手抜きよ手抜き!
ちょいと家事をサボってもいいかな?って。
自分の時間をちょいと長くしようと考えた。

旦那様が帰ってくる場合、旦那様は遅く帰宅するのだが必ず帰ってから食事をする。
晩酌はかかさない人なので、つまみは必需品。
最初の頃、私と子供が「おかず」として食べたものを「つまみ」として食べられていた。
そうなると「ご飯はなんで食べたらいいの?」とくる。
つまみはつまみとして作らねばならないのね。
ちょいと面倒な気がするのだが。
それもちゃんと食べてくれるのならいいのだが、残すことも多かったり、
コンビニで自分が食べたいものを買ってきたりされると、
作らなくてもよかったじゃん。
連絡くらいくれたらいいのに・・・と思ったり。

愚痴はそれくらいにして・・・
最近滅多に使わなくなった一般加入電話が鳴る。
「もしもし俺だけど、今日帰ってもいい?」

「今日さ、帰ってもいい?」
それは旦那からの電話だった。
「うん、それはいいけど・・・あ!おかずがない!!今日は人数分しか作らなかったから。」
「そんなのはいいけど・・・じゃ、今から帰るわ。」
それからが戦争だぁ!
「ちょっと、お父さん帰ってくるから手伝って!」
子供に出ているおもちゃを、お絵かきしてた道具をと片付けさせた。
それからちょいと窓を開けて掃除機をかけて・・・
あぁ!お風呂の支度しなくちゃ・・・
それから旦那用の食事の支度開始。
なんとかあるもので3品完成。
旦那の帰宅に間に合った。

それにしても自分の家なのに「帰ってもいいの?」って・・・
「いきなり帰ったら『なんで帰ってきたの?』って言われるかもしれないじゃん!」
そんなこと言う訳ないじゃんねー。
でもいきなり帰ってきたら・・・あの状態なら慌てるかも!
連絡もらったから準備だってできた訳だしね。

天使たち

2003年1月18日
ママ友が赤ちゃんを産んだ。
それも我が子と同じ誕生日に。
むくみがひどくなったりして早期入院をして大変だったママ友。
初めて行く大きな病院はまさに迷路状態。
受け付けで聞いてみたのだが、どこをどう間違ったか違う棟へ。
また戻って受け付け時に書かれた用紙をジッとよく見て病棟を探す。
なんとか辿りついたは良かったが、子連れでは病室へは入れない。
面会室は土曜日ともあって満員状態。
看護婦さんにママ友を呼んでもらった。
「今から赤ちゃんの所へ行くから・・・」
ちょうど着いた時間が面会時間だったのだ。
赤ちゃんはミルクの飲みが良くないらしく、体重も数g単位でしか増えてないとか。
で、毎日子供に面会に行くパターンらしい。

私もそうだった。
子供が保育器の中だったので、面会に行っていたことを思い出す。
白衣に帽子にマスク。手も洗浄して、全身消毒して
無菌室へ入っていた。
赤ちゃんがそばにいる人はせっせと授乳だオムツ替えだと忙しいのだが、赤ちゃんがそばにいないとそんな世話も出来ないのだ。
おかげでゆっくりと休めるのであるが、結構寂しいものでもある。
ママ友もそんな生活なのかと思った。

「私が先に退院することになりそう・・・」
私もそうだったな。子供の見舞いに通っていた事を思い出す。
「中に入ったらしばらく出てこれないからごめんね。窓のところに居て。赤ちゃん抱っこしてくるから。」
そう言ってママ友は中へ入っていった。
ちょうどガラス窓のところには今朝生まれたばかりの赤ちゃんがいた。
小さくて可愛い・・・こんな時期もあったのだと思った。
子供を抱っこして見せると
「うわぁ!小さい!小さいよ!」
子供は目を丸くして見ていた。
もう一人子供を連れていたので交代で抱っこ。

ママ友が赤ちゃんを抱いてガラス窓へきた。
これくらいだったかなぁ・・・最初に我が子を抱いた時は。
そう思いながら赤ちゃんを見ていた。
お腹が空いているのかママ友の指を吸っていた。
ママ友が人差し指を立てて何か言っている。
うんと頷く私。
ママ友はまた赤ちゃんを抱いて見せてくれる。
今度は眠ったまま、いくらゆすっても起きない。
そう、彼女は双子を出産したのだ。
そばで孫を見にきていたおじいちゃんが我が子の一人を抱っこしてくれた。
「見えないもんなぁ。」
有難かった。
子供達は食い入るように赤ちゃんを見ている。
赤ちゃんに触れることは出来なかったが、子供にとっては何か感じるものがあっただろう。
それだけでも来たことは意味がある。
ガラス窓越しに挨拶をして帰った。

早いものでことしもあとわずか。
今年一年を振り返ってみると、いろんなことがありました。
日記もはじめて半年あまり。
こんなサイトがあるんだなぁ・・・って読む側から書く側へ。
ネットの中でも出会いや別れがありました。
また来年もいろんなことがあるのでしょうね。

こんな日記を読んでいただけるなんて恥ずかしいやら、嬉しいやら。
みなさま、どうもありがとうございました。
みなさまはどんな一年でしたか?
また来年もよろしくお願い申し上げます。
みなさまにとってより素晴らしい一年になりますよう、お祈り申し上げます。

クリスマスの朝

2002年12月25日
クリスマスの朝は子供の喜ぶ声が目覚まし代わり。
「サンタさんからのプレゼントだぁ〜♪」
「開けてもいい?」
包み紙を開ける時のわくわく感・・・
そんな頃があったなぁと思い出す。

私が小学生くらいの頃、夜中に母が私を起こす。
「サンタさんが来たよ。」
私の枕もとにプレゼントが置かれていた。
「わぁ〜っ!」
寝ぼけ眼の目がパチッと開く。
私は早速開けてみる。
中から赤い箱が出てきた。
開いてみると優しい音色が・・・そうオルゴールだったのだ。
その時私はきっといい表情をしていたことでしょう。
母はその顔が見たくて見たくて待ちきれなくて、
私を起こしたのだろう。
今はその母の顔をしている私。

子供の頃、クリスマスの朝はもう冬休みで朝から近所の子供達が広場に集まる。
「サンタのプレゼントはなんだった?」の報告会。
おもちゃやら洋服やら靴やら・・・
サンタさんはいろんなプレゼントを持ってきてくれたようだ。
そんなことがあったなぁ・・・と思い出す。

従弟が幼稚園の頃、「サンタはお父さん」だと友達に教えられて帰ってきた。
「本当にサンタさんはお父さんなの?」
そう従弟は泣きそうな声で言った。
叔父も叔母も私も口を揃えて「違うよ。」って答えた。
「煙突がないのにどうやってサンタさんはおうちへ入れるの?」
その疑問に答えるが如く、イブの夜はベッド脇の窓を少し開けて寝た。
寒い寒い夜だった。
そしてサンタのプレゼントを入れるための大きな袋を縫い、枕もとへ置いた。
翌朝従弟は大きな声をあげた。
彼は望みのプレゼントをもらっていた。
幼稚園で従弟は胸を張って言ったようだ。
「サンタさんはお父さんじゃなかったよ。」と。

サンタさんの存在をいくつまで信じていましたか?
私は今でも信じていますけどね・・・子供でしょうか?(笑)

心の扉

2002年12月20日
心の扉を叩く者あり
扉に寄りかかり黙っている者あり
扉の向こうから優しい調べが聞こえてくる
それを黙って聞いている者あり
扉の向こうから綺麗な音色が聞こえてくる
それを黙って聞いている者あり

扉は重く閉ざされている
鍵穴から暖かな光が差し込んでくる
差し込んだ光は涙の粒を破壊する
差し込んだ光は七色の橋を作り出す

やがて扉の向こうから優しい調べは聞こえなくなり
綺麗な音色は聞こえなくなり
静寂が訪れる
鍵穴から差し込んだ光は冷たい闇と変わり
残されたのは扉に寄りかかり天を仰ぐ者のみ

「一年たったね」

2002年12月17日
そう言われて気が付いた。
ここへ通うようになって一年が過ぎていた。
去年の秋、先生に巡り合った。
先生の作品を見た瞬間、圧倒された。

「何か趣味をもったほうがいいよ。」
そう言われても趣味と名のつくようなことが何もなかった。
「先生、私にも教えていただけますか?」
「うん、教室まで来てくれたらね。」

教室は私にとって遥かに遠い場所にあった。
通うのは車が便利。
でも運転にも自信がないし。
教室へ通うために一番いい方法が高速道路を使うことだった。
私はそれまで高速道路は一度だけ、それも合流なしというローカルな所しか走ったことがなかった。
合流が怖い・・・
ちゃんと入れるんだろうか?
でも通いたい!

旦那に通いたいといい、一度教室まで走って見ることになった。
高速券が上手く取れないことに始まり、合流スピードが遅いと言われ、ドキドキ。
教室へ向かうには合流個所がもう一つある。ジャンクションだ。
合流を苦手とするのに2回も・・・
緊張の連続で高速を降りる。
降りてから教室のある場所までがまた一苦労。
遠回りして行きやすい方法で向かう。
ようやく到着。
自宅を出てからかれこれ1時間。高速を使わなかったら・・・何時間?
そんな状態だったのに、今では追い越しまでしちゃうしね。

一年・・・でも都合でこれなかったことのほうが多かったような。
6作品しかできなかった一年。
また新たな気持ちで来年は頑張ろう!

願いは・・・

2002年12月16日
ひとつ。

Distance

2002年12月15日
急に貴方の住む街に行く事になり
私の気持ちも高鳴る
貴方に会いたいと切に願う
貴方の都合はいかがかしら?
あまりにも急な出来事で 対応できないのは百も承知
でも・・・
ほんの僅かでいい 
貴方の時間を私に下さいと願うことは罪?
貴方の住む街へ向かう電車の中で淡い期待に胸膨らませ
貴方に逢えずに帰る車窓からみえる風景がやけに切なくて
思わず涙がこぼれ落ちる
私と貴方の距離が また遠ざかる

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